定例交流会 読書会+ランチ会
![課題図書2冊](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=jpg/path/se39e4aa6e822ba9c/image/i0f15a958af572c0f/version/1412103026/image.jpg)
平成26年9月27日(土) 11時~
カフェコンセント(名古屋駅西7番出口徒歩1分)で
ランチを楽しみながら読書会をしました。参加者8名。
課題図書は次の2冊です。
・「『赤毛のアン』の秘密」 小倉千加子著 岩波現代文庫
・ 「老いの才覚」 曽野綾子著 ベスト新書
![グリルチキンとキッシュのサラダ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=234x1024:format=jpg/path/se39e4aa6e822ba9c/image/ia2bc5b6da5e22398/version/1412101931/image.jpg)
「『赤毛のアン』の秘密」は、「赤毛のアン」の作者
であるモンゴメリの生涯を振り返りながら、作品の背景に迫り、戦後日本でこの本が広く女性に受け入れられたことを、心理学的・フェミニズム的視点から分析した本です。
学者の著作なので、本の内容はちょっと難しかったんですが、皆さん、自分の人生と比較しながら、それぞれ読みこなしておられて、議論が盛り上がりましたよ。
読書会と言っても、本の内容をネタにおしゃべりするだけなので、本を読んで来なくても参加可能です。(本の内容をまとめたレジュメが配布されました。)
当日は、ちょうどNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」が最終回でしたので、タイムリーな選択でしたね。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=234x1024:format=jpg/path/se39e4aa6e822ba9c/image/i608d320f36a4c3e3/version/1420122707/image.jpg)
曽野綾子の「老いの才覚」については、共感できる
ところも多々あるけれど、作者の出自が上流階級
だから、こういう発言になるんじゃないの、という
深読みもあって、なかなか面白い切り口で、読むことができました。
読書って、自分ひとりでするのもいいけれど、みんなと同じ本を読んで意見を交換すると、また違った読み方ができるんだな~、って改めて気づかされました。