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定例交流会 読書会+ランチ会

課題図書2冊
課題図書2冊

平成26年9月27日(土) 11時~

 

カフェコンセント(名古屋駅西7番出口徒歩1分)で

ランチを楽しみながら読書会をしました。参加者8名。

 

課題図書は次の2冊です。

  ・「『赤毛のアン』の秘密」    小倉千加子著  岩波現代文庫

  ・ 「老いの才覚」   曽野綾子著  ベスト新書

 

グリルチキンとキッシュのサラダ
グリルチキンとキッシュのサラダ

「『赤毛のアン』の秘密」は、「赤毛のアン」の作者

であるモンゴメリの生涯を振り返りながら、作品の背景に迫り、戦後日本でこの本が広く女性に受け入れられたことを、心理学的・フェミニズム的視点から分析した本です。


学者の著作なので、本の内容はちょっと難しかったんですが、皆さん、自分の人生と比較しながら、それぞれ読みこなしておられて、議論が盛り上がりましたよ。

読書会と言っても、本の内容をネタにおしゃべりするだけなので、本を読んで来なくても参加可能です。(本の内容をまとめたレジュメが配布されました。)

 

当日は、ちょうどNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」が最終回でしたので、タイムリーな選択でしたね。

曽野綾子の「老いの才覚」については、共感できる

ところも多々あるけれど、作者の出自が上流階級

だから、こういう発言になるんじゃないの、という

深読みもあって、なかなか面白い切り口で、読むことができました。

 

読書って、自分ひとりでするのもいいけれど、みんなと同じ本を読んで意見を交換すると、また違った読み方ができるんだな~、って改めて気づかされました。